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2014年2月 4日 (火)

旧暦の季節感っていいなあ……

 立春だというのに、急に寒くなりまして、東京では雪が降ったとか(私のいるところでも、ちらほらはしましたが)、昨日よりも一気に10℃以上も気温が急降下してしまったんだそうな。ジェット気流が激しく蛇行でもしてんのかねえ。

 人間、寒い気候も経験しないと、耐性がつかないとは思うんだけど、やっぱり暮らしやすい気候がいい。(最近とくに、暑いのはまあいいとして…現役時代から「熱中症」気味でトレーニングを積んできたので…、寒いのはいやですね)

 ということで、先日とってきた野草たちは、そろそろ根をおろしたかなあ。明後日が旧暦の1月7日、すなわち正しい意味での七草の日なので、いろいろと挑戦している。我が家の熱帯魚部屋に、ダイコン(蘿蔔)とカブ(菘)を蒔いてみたけど、こちらはどうも間に合いそうにない(二十日大根でも、ちょっと無理みたい。間に合わなくても、どれくらいかかるか試してみようかとは思うけど)。

 私は個人的には、旧暦は味わいがあっていいなあと思っていたりする。だいたい月齢を気にしなくてもいいもの(日付がそのまま月齢だから。なにしろ太陰暦というくらいで)。たとえば明智光秀が本能寺の信長を襲ったのは6月2日。どんなお月様だったかすぐわかるよね。月齢2、ということは闇夜だったんだね。さすが戦上手。(って、当時では常識だったと思うけど)

 現代人って、こんな感覚はないもの。(私なんか歴史好きだから、かろうじてこんなものの見かたを憶えたくらいだもん) たとえば西行法師の「願わくば 花の下にて春死なん その望月の如月のころ」にしても、如月でしょ。如月ってえと旧暦2月。今で言えば3月じゃない。

 3月の望月の頃といえば15日前後ということだから、いくらなんでも桜にはちょっと早くないかいねと思ったら、誰だったかが書いていたよね。西行が死んだのは、閏2月(つまり閏如月で、今で言えば4月になる)の望月の頃だったって。本当に花の下で死んだのかも知れない。

 旧暦って、睦月、如月、弥生、卯月、皐月、水無月、文月、葉月、長月、神無月(出雲では神有月っていうんだそうな)、霜月、師走と、単純に数字を当てはめていないところが、なんとも味がある(憶えるの、面倒いって声もあるが、いつも使っていたら慣れちゃうよ)。

 それで「睦月、如月、弥生」を春、「卯月、皐月、水無月」を夏、「文月、葉月、長月」を秋、「神無月、霜月、師走」をだいたい冬ってわけていたら、なんとなく昔の人たちの感覚が味わえたりしてね。

 正月ってみんな「新春ナンチャラ」ってやるじゃない。クソ寒いのに。私なんか、何が新春だ。今は冬眠するとき、と思っているよ。現代人の感覚じゃ、1月は立派な冬ですよ。二月も冬で、三月からやっと春でしょ(寒い日がよくあるけど)。でも旧暦なら、わりとこういった行事を感覚のズレがなくなるように思うんだけどね。

 言葉と現実が合わなくなると、次第に本当の意味が不明になり、行事を言葉も衰退していくように感じるんだけどね。伝統行事は、きっちり残したいもんだ(できたら祭日かなにかにして…それが言いたかったのか、と叱られるかもしれないけど)。

 昔々、『日本全国酒飲み音頭』って歌が流行ったころがあるけど、当時私の行事予定には、好きな作家だとか、好きなスポーツ選手だとか、歴史上の偉人だとか事件だとかの日付を書き込んでいたことがあった。

 もちろん理由は、酒を飲む理由にするため。今日は作家の○○さんの誕生日だ。カンパーイなんて。さすがにいまはそんな元気がないけど。ま、理由がなくても飲んじゃうんだけどね。

 でも大きな行事は、できるだけ個人的にでも祝いますね。そうでもしなけりゃ、季節感が私の中で消えてしまうから。暑い寒いだけじゃあ、なんとなく季節感がわかんない時代になっているような気がするし(異常気象のせい? 忙しすぎるせい?それとも私がボケた?)。

 まあ旧暦云々をしているくらいなら、ボケるにはまだ50年や60年はかかりそうだけど。

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コメント

2月はもう立派な春では?そもそも四季は気温で決めたわけではありません。太陽高度により一年を4等分し、それぞれの期間に春夏秋冬という名前を付けただけのこと。暖かいから春と名付けたわけではありません。冬至と春分の真ん中を立春と名付けたのであって、暖かい季節が始まるからその日を立春としたわけではありません。詳しくはブログ「うたことば歳時記」の中の「旧暦と季節感」をご参照下さい。

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