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2017年3月17日 (金)

風と共に去ってくれないか、花粉と黄砂……

 何年ぶりかで『風と共に去りぬ』を見直している。おかげで晩御飯が長引いて……(なにしろ4時間近い大作なので)。

 私はビビアン・リーという女優さんも、クラーク・ゲーブルという俳優さんも、今一好きではないのだが、ことこの『風と共に去りぬ』という映画に関しては、他の女優さんや俳優さんでは、嵌らなかったような気がする。

 ビビアン・リーのスカーレット・オハラ、クラーク・ゲーブルのレット・バトラーでないといけない気がする。ようするに「はまり役」だったわけだ。このほかにも同時代に(1939年の作品です。なんと80年近く前の作品で、どこかで読んだけど、当時の日本喜劇界の大物、エノケンこと榎本健一さんは、これを当時上海かどこかで見て、「こんな国と戦争しても勝てない」と思ったとか。まあ、映画業界では、当時の日米の差は、月とスッポン、クジラとメダカ、ゾウとアリンコくらいの差はあったでしょうね、客観的に見て)名優、名女優はいるけれど、女優さんをスカーレット・オハラに当てはめても、うまくはまんないし、レット・バトラーに俳優さんをはめようとしても、どこかしっくりこない。

 これができた頃、当然私は生まれてなかったし、両親だってほんの小さな子供だったわけで、出会ってもいない(両親の出会いには、岡山空襲という、とんでもない戦争がらみの事件が、決定的な役割を果たしていた…んだそうな)。

 現代の豊かで便利な社会に生きていると、アメリカ南北戦争という、明治維新よりも前のアメリカを大動乱に叩きこんだ大事件のイメージは湧きにくいが、映像の美しさと、世間知らずだったはずのスカーレット・オハラの、苦難にもまれるたびに、シン・ゴジラ(?)化していく姿には、見ていて何とも言えない感動を覚える。

 もちろん私個人は、スカーレット・オハラのようなタイプの女性は、とても相手にしてもらえないという自信があるけれど。名曲『タラのテーマ』は、多くの人がご存じ(それとは知らなくても、どこかでッ身にしたことがあるんでは?)だと思う。これが象徴的な楡の木(?)だっけを逆光にした、キーとなるシーンで流れるんだけど、そりゃこんなシーンを巨大なスクリーンで見せられたら、1939年当時の人なら、間違いなく度肝を抜かれただろうね。

 タラのテーマ→ https://www.youtube.com/watch?v=HcgO_7DLc3Y&list=RDHcgO_7DLc3Y#t=61 私は仕事中のBGMとして、よく聞いてます。

 それに対して全然度肝を抜かれないのが、国会で問題にされているM学園に関する問題。今の世界の中で、特定の利害に関係した国で、似たような問題が、同時多発的に起こっているから、よけいにその感があるね。

 というのは、時間的なずれがあってこういう問題があちこちで起こることは、政治を行うのが人間である以上、起こらないことはないんでは、と思うけれど、同時多発的に、特定の国で起こるとなれば、そこには何らかの意図があるんではと勘繰らせてしまうからだ。

 ましてや同じような利害関係も持つ国で、こんなことが続発すれば、あとはミステリーと同じですね。「犯人」がいて、その犯人とは、一連の問題が起こることで得をする存在だということになってしまうんだけど。

 枝葉末節を捨て去って、この一連の騒ぎが起こることで、得してるのは誰? こういう読み方は、ミステリーを読むときの、基本的姿勢でございます(そして私は、大のミステリーファンでございます)。

 きっと何か自分たちにとってマイナスのことをしてほしくない存在があって、必死にあれこれしかけてるんだろうね。だから脇が固ければ取りつくシマがないけれど、脇が甘いと対応に不要な時間や労力を消耗させられる。

 地位や名誉や責任のある地位にいる人は、こういった苦労があるから大変だ。でも責任ある地位で頑張ってくれる人が」いるから、社会はうまく回っていくのだし、普通の人間が明日を心配しなくても生活できるわけだから、すいませんが、しっかりと頑張ってくださいね。

 昔々(今から2200年あまり前)、大陸には秦という国がございました。この国は戦国の七雄の一つだったのですが、他の6国を併合して、最終的に統一してしまいました。その統一するための手段ですが、初期にはけっこう大戦もやっていますが、統一の完成期(秦王政…後の始皇帝)に入ると、徹底して「戦って勝てれば戦う。戦って苦戦しそうなら、敵国の重臣を買収する、忠臣を暗殺する」という方針で物事を進めております。まず敵国を混乱させ、弱体化させてから戦う、なんてことも普通にやっておりますな。

 ではもしも秦に征服されたくなかったら、どうすればよかったのでしょうか。それはまずは自らの守りを固めて、団結することだったんですね。

『風と共に去りぬ』ではスカーレット・オハラは、まるで認知バイアスのような行動をとるシーンがあそこここに見られます。そうして何もかも失い、最後にはタラに戻って、楡?の木の下で、有名な「Tomorrow is another day(明日は明日の風がふく…誰が訳したのか、世紀の名訳だと思います)」と言うのがラストシーンですが、最高に物悲しいシーンでもありますからね。(スカーレット・オハラのキャラクターを見せつけられた後では、それでもこの女性ならなんとかするかも…と思わせるシーンでもあるのですが。それにしてもあまりにも感傷的なラストでございます。名演だと思います)

※ 明日18日は今月の『○○を語る会』のpart1でございます。今日は大変に花粉にやられて「きゃふんきゃふん!」と言ってしまいましたが、明日までにはなんとか調整するつもりです。よろペコ!

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