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2018年5月16日 (水)

責任はオレが持つっ⁉

 蒸し暑い一日でしたな。帰宅後、いつものルーティーンをやってて、汗みずくになっちゃった。誰が責任を取るんだ? もちろん、私しか取れません(笑)。もっともその前に、至福の一時(芸術的に)があったので、笑ってしまうほど、心にゆとりがあったんだけどね。人は心のもちようで、どうにでも変わる生き物だなあ…笑。

 感動の正体は、実は備前焼。とにかくこの分野、何もわからないすっからかんの私ですら…小学生時代、授業だかなにかで作ったことはございますが…感動させるほどの衝撃があったからね。備前焼っていうくらいで、岡山県は東部の工芸品だけど、この素朴な焼き物は、まさに魔法だね(ちなみに私は、毎晩の晩酌…これは皆勤賞です…は、絶対に備前焼の容器でいただいている。お酒の味が変わるんだよ。旨くなるんだね。嘘だと思ったら、私が使っているようなものでなくてもいい…いただきものですが…笑。安価なものでいいから、お試しを。これから夏に向かって冷酒が美味しくなる季節だけれど、呑むほんの2~3時間前に、備前焼の容器に冷酒を入れ、冷蔵庫の中に入れとくだけで、本当に美味しくなるから。岡山県産なので手前味噌、地元贔屓と言われるかもしれないけれど、客観的に美味しくなります!)。

 ワインだってデキャンタ―に移して最後の仕上げをしてから飲むと、これまた美味しいではないですか。備前焼の場合は、少なくとも私が試した日本酒のすべてが、美味しくなった。今日は感動的な出会いがあったので、この夏の冷酒が楽しみである(肝心のお酒のほうも、これまた岡山県産…生産量は非常限られております…のものを準備している)。悲しいことは、お酒は、飲めばなくなってしまうことだ。誰か、呑んでも呑んでも減らない一升瓶とか樽をお持ちではないだろうか。(ちなみにこの部分、未成年の人が読んでしまったら、成人するまで楽しみにとっておきましょうね! 私だって正式にお酒を呑み始めたのは、20歳の誕生日からなんだから。友人のS氏が、サ〇ト▽ーのダ◇マを持ってきてくれたのが、私の飲酒の開幕でした)

 でまあ、蒸し暑いのが嫌いな割には、上機嫌に晩酌をいただき、いつものように(欲求不満解消のために、やたらと副食を作る)大量の副食を摂っていたんだけど、世の中には上機嫌ではない人もいるようです。

 一昨日から私に妙にひっかかっていたのは、「責任はオレが持つ」という一言でした。この言葉は、未成年の頃から今にいたrまで、何度となく耳にした言葉でしたが、今までの私ウの経験から言えることは、「責任は自分しかとれない」ということです。

 今回のスポーツ界を騒がせている、「責任はオレが持つ」って言葉を聞いて、最初に思いだしたのは、かつての人気ドラマ『半沢直樹』の初回、浅野支店長が「私が! 全責任を負うと言っている!」というシーンでしたね。例の西大阪スチールへの5億円の融資の件で。

 結果どうなったかというと(ドラマを見ていた人はご存じのように)、浅野支店長は半沢直樹にすべての責任を負わせようといたしました。ドラマなので、浅野支店長の言葉には「悪意」が充満しておりますが、私の経験でも、「責任は私が取る」と言った人は、ほとんどの場合、いざとなったら逃げます(笑)。

 本当に責任を取ってくれる人は、何も言わないで責任を取ってくれています(他人に心配をかけないところまで、責任を取ってくれます)。だいたい他人に大声で「責任は私が取る!」などということは、責任の重大さを認識していない場合がほとんどなんだよね。(私の人生では数度例外がありましたが、社会人になった時の最初の上司Iさんは、きわめて自然体でした。「みなさんは思うようにやってください。後は私がなんとかいたしますから」 こんなことを言われたら、嫌でもこの人にだけは迷惑をかけちゃいけないと、こちらに気合が入りますよね。こういうのを「私が責任を取る」というのだと、私は思っています。このお方、お酒が大好きらしかったけど、カッコよかったなあ。今でも憧れてますよ。もう一人は、女性の上司だったなあ。この人はいつも泰然自若としておられた。もうほとんど威厳がございましたよ…私はこの人の下で、仕事は頑張るけど、「やんちゃ坊主」をやっていた。残念なことに数年前、逝去されましたが、この方も人傑だったなあ。ほとんど崇拝しておりました。思いだしただけで、今でも涙が出そうになるくらい。でも何も言わないでも、動くべき時には、過不足なくきちんと動いてくださっていた。こちらに負担がかからないように)

 クズみたいな上司も少なくありませんでしたが、凄い上司もおられました。この経験は、私の人生の宝になっています。ただ、本当に「責任を持って」くださった方は、「責任」という言葉を口にされなかったような気がいたします。

「責任はオレが持つ」なんてことを言えば、いかにも親分みたいで、腹が座っているように聞こえるじゃないですか。でもねえ、責任って、そうそう簡単に取れるもんじゃないんで、軽々に「責任」云々しているのは、「責任」の意味が解っていない人が多いような気がするんだよね。(わかって使っている人は、いざとなったら他人に責任転嫁する気満々だったりして…笑)

 で「責任はオレが持つ」と言った人が責任を持ったかというと、持ててない場合がほとんどなんだよね。何らかの行為を指示した人が「責任を取る」などと言っても、現在のように映像で記録されたりすると、実行した人はすぐに特定されてしまうわけで、その人が成年であった場合(未成年でも、ある程度は逃れられない)、「お前には判断力はなかったのか」という話になってしまうから。

 厳しいタテ社会で、閉塞空間に暮らす人間には、「断れない事情」もあることはわかるが(私もそういう集団に属した時期がありますから。数年でしたが)、判断力の有無を問われることになるのは致し方ない。こうなると、指示した人も、全「責任を持つ」ことはできなくなる。

 たとえば競技スポーツであった場合、以後の競技人生が変わる。就職などにも影響が出るかもしれない。なによりも他人に迷惑をかけてしまっていた場合には、罪の意識からは逃れられない。人は自分には、なかなか嘘がつけないから(自分をも上手に騙くらかす人もおられますが)、本来その人が歩むべきであった人生からは離れる。

 こうなってしまうことがわかっても、それでも「責任はオレが持つ」と言い切れる人は、果たしているのだろうか? その人が持つといっていた「責任」は、そこまで深くは考えたものではないのではなかろうか。

 軽々しく「責任」云々などしてはいけない。万一「責任」をいう言葉を安売りしている人がいたら、その人は「責任」の意味を知らないか、「責任」逃れする気満々だと考えていたほうが無難であろう。

 肉体を鍛えるのは(しんどいけど)まあ、たいていの人ならできる。心と頭の鍛えるのは、そうそう容易なことではない。人間の本質にかかわることだけに、表面の言葉だけでは、安易に評価すべきではない。それこそ簡単には責任は持てないよ(笑)。

※ 今月の『○○を語る会』は、19日(第三土曜日)でございます。よろしくお願いいたします。

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