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2017年7月 5日 (水)

初夏ノスタルジー

 また打った内容が全部消えちゃいました。どうにかしてくれ! 二度と同じ文章は打てないので、もうやる気がなくなりましたが、ちょっとだけ気持ちを入れなおしましょう。

 庭のネジバナが、一昨日くらいから咲き始めました。花言葉は「思慕」なんだそうです(以前読んだ植物図鑑では「ひねくれもの」ってあったので、あまりのイメージの違いから、あほちゃうか?と思ってましたけどね。でも「思慕」なら、かなりいい線いってます。可憐な外見と、ちょっと拗ねたようにねじれて咲くところが、見事に「思慕」の感情に合ってますね!)。

 先日ジョギング中に、野生のネジバナが咲いていたので、そろそろ我が家のも咲くかな?と思っていたら、2日遅れで咲き始めました。

 台風と、台風のせいで梅雨が戻ってきたらしく、ジョッグできなくて気持ち悪いですが、ジョッグの最大の楽しみは、自然が見えることですかね(大学時代には、東京にいたので、ほとんど見えませんでしたけど)。

 田舎の暮らしも、悪いことばかりではありません。可憐な野草を見るたびに、田舎も捨てたもんではないなあと思います。(で、気に入ると、我が家の庭に移植する。2~3年経過すると、元いた場所がコンクリなんかで整地され、一本も草がなくなっていたりして、我が家に移植させててよかったなあと胸をなでおろすことも、少なくありません。その時について入って来た雑草の駆除…一本ずつ手で抜きます。面倒な時には、鋏で散髪よろしく、カットしてしまいますが…には閉口いたしますが)

 庭での練習中、トマトをつまみ食いしましたら、こいつがやたらと美味しかった! 今は1日平均50個(大小取り交ぜて)くらいは食べていると思いますが(今に私の色がトマトレッドになったりして…)、幸いなことにトマト大好き人間の私は、まだ飽きてきません(もう十二分に元は取れましたけど。この調子で晩秋くらいまでは、トマトの欠乏に悩むことはなさそうです)。

 なんだか、ほんの小さな子供の頃に戻ったみたいです。あの頃は(自分の家の)畑にあるものは、ちょいとつまんで食べたりしたものです(よその家の畑だと、「こらあ~~っ!」ってことになったわけですが。今から思うと、のどかな時代でしたね…笑)。

 今みたいにお洒落なお菓子は、豊富にはなかったけれど、それでもその時代その時代で、それなりに美味しいものはあったような気がいたします。今ほど日本が経済的に豊だとは言われてなかったけれど、それでもそれなりに、いろんな面で豊かだったんではないかなあと、今更ながらに思います。

 私の場合特に感じるのは、あの頃の水はもっと美味しかったように記憶していますが、これは過去の時代についた、腕利きの弁護士のせいでしょうか(思い出は美化されるっていいますよね)。空気もそうですし、周辺の生き物でもそうです。(私が子供の頃、我が家から100Mちょいのところにある神社には、フクロウが住んでましたからね…トトロかも?… 今じゃ明るくきれいにはなったけれど、当時いたカブトムシもいなくなりましたし、何もかも見かけなくなっちゃいました。私がよく昼寝していた木…木の枝に登って寝る。サルだったんですね、私は。今でも人に進化できた自信はありませんが…もなくなっちゃったし)

 遠心力の恐ろしさを、身をもって学んだ、神社付属の水田も、今は埋め立てられて駐車場になってしまったし(よくツチガエルが産卵してました)。目を閉じれば当時の光景が鮮明に思いだせるんですけど、目を開けた途端、無味乾燥の広場が開けていたりするんですね。

 誰か、この心象風景を写真のように映し出す機械を作ってはくれませんかね。

※ 今月の『○○を語る会』は7月15日ですが、午後7時半頃からということでお願いいたします。会場が13周年記念で、混みあっておりますので。

2017年4月21日 (金)

春は忙しい……

 いやまったく、遅くなってしまった。夕方から、雑草が生い茂ろうとしている裏庭に、進入路を作ろうとしたんだね。でもここはニラとか、フキとか、ミツバとかが野草化し、カラスノエンドウだのなんだのといった、人間にとってあまり有益だとは思えない野草とごっちゃまぜに生えてしまっているんだね。

 先日ここにゴーヤを植えてしまったもんで、なんとか進入路を確保しておきたいと思い、先日は本物の雑草が多いところを重点的に刈り取ったのだが、今日はフキと雑草は入り混じっているところに取り掛かった。

 作る進入路は二本。ひいこらいいながら刈り取って、フキだけは分ける。実は私はフキが好きなのだ(もちろん食べるのが)。これだけで十分な重労働で、フキを茎だけにした頃には、八時半になっていた。(細い進入路2本で、茎だけの重量は1.5キログラムに達した)

 それから明日も楽しく遊ばなければならないので、準備をしておかねばならない。車のガソリンを満タンにし、ようやく晩御飯にありついた(腹減ってた。放っておいたら、自分の腹部についた皮下脂肪を食べたかもしれない。自分の皮下脂肪をちぎりとって食べたら、果たして消化率は100%になるのだろうか? そしてすべてが皮下脂肪となって、元のさやに納まるのだろうか。このあたりを研究すれば、新しいダイエットへの道が開けるかもしれない……んな馬鹿な!)。

 で、菊の露(私、これ案外好きなんですよ。以前H君が、合宿先の沖縄から送ってくれて、それ以来ファンになっちゃいました)をちびりちびりやりながら、「金曜日というのにろくな番組がねえな」などとぼやきながら(金曜日は日本経済の活性化のために、飲みに町へ繰り出すべき?なのです!本来は)晩御飯を終えたら、もう結構な時刻になってしまっておりました。

 なんでこんなに遅くなったかを反省してみると、フキである。フキさえなければ、ここまでは遅くならなかったはずだ。ではなんでフキなどにかまってしまったのか? フキが食えるからである。あまつさえ私にとっては、ビールのつまみに大変好ましい食材だからだ。つまりは「食い気」である。

 人は食べないと生きていけないから、「食い気」を馬鹿にする人間は、心貧しいやつではないかと、私は勝手に思い込んでいるが(あくまで私個人の考え方だ)、春先といえばそこここで芽生えの季節だ。中には食べると中毒症状を起こして死んでしまうようなモノもあるが、正しい知識さえあれば、めったなことにそんな目に遭うこともない(俄か仕立ての知識だと、とんでもない勘違いをすることがある。昨年だけで私は4~5人、見知らぬ人から質問されたが…山で…、そのどなたもが、食べないほうがいいものを、「これ食べられますか?」と尋ねてきた。私は親切にも、「口を開けて頬ばり、かみ砕いて飲み込めば、食べられないことはないでしょうが、その後のことは保証しかねます」と答えてあげた。全員、食べられないものを、見た目がちょっと似て(いるかなあ? 私的には、まったく異なって見えるのだが)いるらしい山菜と間違えておられた…幸い有毒なものではなさそうだったが。

 そうなんですね。この季節、食べられる(しかも美味な)山野草が、ぼこぼこ出てくるんですな。しかも芽生えの季節ということで、競争のように出てくる。できたら何日ずつかは時期をずらしてもらいたいのだが、あちらにはあちらの都合があるらしく、一度にあれもこれもどっと出る。

 こちらとしては、あれも食べたい、これも食べたい、いやいやそれもなかなか捨てがたい味だ、などと欲を出しているうちに、大変に多忙になってしまうのである。

 栄養学的には、あれもこれもまんべんに、バランスよく食べなさいということになっているが、本当なのだろうか。野生に生きていたころの人類は、きっとその季節に手に入るものばかりを食べていたはずだ。つまり自然界の規律に従って、その季節に手に入るものしか食べられなかったはずなのだ。

 これって言ってしまえば「偏食」だよね。こちらとしては選択の余地なく、自然界によって偏食させられていたはずなのだが、果たしてそれで健康状態がよくなかったのだろうか。食事以外の環境をすべて現代と同じようにして、自然が支配する、季節による偏食したグループと、季節を無視したように偏りなく食事を摂ったグループに分けて検証しなくては、どちらが正しいかは言い切れない。

 そうでなくても現代の、一般的な医学的な常識は、かなりあやふやなもので、多くの場合、お医者さんと利益を追求する人たちが結託して、病気でもないのに病気だと名前を付けているケースも少なくないからね。

 あるお医者さんがライオンさんに言いました。「そんなに肉ばかりを食べていたのでは、生活習慣病に罹ってしまいますよ」 またあるお医者さんがウサギさんに言いました。「植物しか食べないでいたんでは、免疫力が低下しますよ。たまにはお肉でも食べて、立派な筋肉をつけなけりゃ、キツネに追いかけられたとき、逃げ切れませんよ」

 残念なことに、生活習慣病で死んだライオンを私は知らないし、お肉を食べなかったからといって、狐につかまってしまったウサギを知らない。それどころか、ウサギは狐に追いかけられても、肉離れ一つ起こさない。筋肉痛で動きづらくしている野生動物なんか、お目にかかったことがない(動けば疲労しているのは確かです。そういった場面には何度となく出遭っています)。

 人間はライオンやウサギではないと思うけれど、個人差はけっこう大きいと思うので、その人に似あった食生活があるのではないかな。

 で、私は山野草が好きなので(鑑賞するのも食べるのも)、春は大変に忙しい。ほかのほとをしている暇がないくらいである。そういえば野生動物も、活動しているときの大半は、餌探しと食事ですわな。餌さえ十分に食べることができれば、あとは何もせずにぐて~っとしている。それでも大して肥満しない体質がうらやましいけど……

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